私は“人の感情は受動的“という言葉が好きです。
日々の忙しさから、好きな人にも友達にも家族にも、伝えることや表現することを忘れてしまっているなと感じてるからです。
恋愛で考えると、あなたが何気なく発言したことで相手の感情が揺さぶられ「好き!」となる場合もあるということ。
また、恋愛心理学では「好意の返報性」というものもあり、自分が相手に好意を示すことによって相手も好意を返してくれるという法則があります。
つまりあなたが「好き!」という気持ちを伝えると、相手も「好きかも…」と、好意が返ってくることがあるということです。
これらのことから分かるのは、感情を揺さぶる言動をしたり、好意を上手く表現できれば好きなあの子と両思いになることができるかもしれないということです。
ですが、これを読んでいるということは、そういった恋愛の駆け引きや女性の気持ちに、少し苦手意識を持っている方が多いのではないかなと思います。
そんなナイーブな方達に向けて、分かりやすく具体的なシチュエーションと、勇気を出しやすくなるように女性の気持ちの仕組みも一緒に解説していきたいと思います。
ちゃんと目を見て挨拶する
まずはかなり初歩的なことですが、挨拶はきちんと丁寧にすることです。
例えば会社などの場合は、「おはようございます。」「お疲れ様でした。」など、お決まりの挨拶があると思いますが、当たり前のことになりすぎていて何となく流してしまっている人が多いと思います。
ちゃんと聞こえるように、相手の目を見て挨拶をする。これだけで良い印象を与えられますし、気持ちを込めれば好意も伝えられるかもしれません。
その他、待ち合わせをして合流した時もちゃんと挨拶をした方が良いです。
仕事終わりなら「お疲れ様。」とか、食事した後の帰り際に「おやすみなさい。」とか。
挨拶をきちんとするという普通のことですが
女性側からの印象としては、この人は真面目そうだなとか、しっかりしていて頼りになりそう。と感じます。
待ち合わせで少し緊張していても、きちんと挨拶をしてくれたら会った瞬間から「頼りになりそうだな…」と期待します。(もちろんちゃんと目を見ることが大切です。)
こういう初歩的なところを疎かにしていたり、恥ずかしいからと流していては印象に残れません。
好きな女性の目を見るのが苦手な人は、友達や家族など接しやすい人から徐々に慣らしていってください。
変化に敏感になる
目を見て挨拶ができれば、これも簡単にできると思います。
状況としては、まず相手の女性のいつもと違うところを何か見つけて、その変化に対する気づきを上手く伝えるということです。
例えば
✔️いつもはズボンなのにスカートとか
✔️いつもおろしている髪を結んでいるとか
✔️声が枯れているとか
(メイクのことを言及するのは距離感をよく考えてからの方が良いかも。)
「なんか〜がいつもと違うから新鮮ですね。」を会話に入れてください。
女性側としては
身なりに気を使っているから、それを指定されるのは嬉しいけど、彼氏でもない人にあまり距離感の近い発言をされるのはちょっと…と思っています。
そういう時に「いつもと違って可愛いね。」だと距離が近すぎるし
「いつもと違うね。」だけだと物足りないので
「新鮮」という、距離感バツグンの使い勝手の良い表現を覚えておいてください。いろんな場面で使えると思います。
変化に気付いてもらえたことと、ちょうど良い距離感で高感度がグッと上がるはずです。
周りに気を配る
重いものを一緒に運んであげるとか、一見ベタなことですが、さらっとできる人はかなり印象が良いです。
重いものを運ぶという状況だけではなく、何か煩わしいことや困っていることを察して手伝う。そういうことが身についていると優しい人だと感じるからです。
要するにこういう人は、周りがよく見えていて気遣いができる人ということですよね。
例えば
✔️高いところのものを取ってくれるとか
✔️寒そうにしてたらさりげなく空調を変えてくれるとか
✔️さりげなく道路側を歩いてくれるとか
大事なのは、自分から動くということ。相手のお願いを待っていてはいけません。
かわいいを上手に盛り込む
女性は「かわいい」っていう言葉が好きです。男性からすると何がかわいいの?というような場面でも使われていて、意味がわからないと思う方もいるかもしれませんが、
「かわいい」=心が動いた
というようなニュアンスで使っていると思います。
でも、あまり仲良くない男性に急に「かわいい」と言われるのは、
距離感が分かってないな、ちょっと気持ち悪いなと思ってしまうこともあります。
そういうマイナスイメージにはならないように、相手の女性が持っている小物などに「かわいい」という言葉を使うのがオススメです。
✔️デザイン性のある靴とか
✔️目立つキーホルダーとか
✔️スマホに貼ってあるシールとか
✔️ペットの写真とか
✔️色が可愛いお財布とか
変わったものや、目立つものに対して使うと、センスも褒めることになるので一石二鳥です。
よく「ネイルかわいいね」という人がいますが、ちょっとどうかなと思います。
もちろん好きな人に言われたら嬉しいと思いますし、ダメなわけではないですが
距離感が微妙な男性に言われても、「男性が爪への装飾を本当にかわいいと思っているのか?」と社交辞令的な受け取り方をしてしまうからです。
人が見ているところと、違うところを見つけるようにすると良いと思います。
人と違う点を褒める
そして、“かわいいを上手に盛り込む“と繋がるのですが、人と違う点を褒められるように普段から視点を工夫してみてください。
これは内面に対して使うのが効果的で、例えば
とても明るくて元気で活発で小さくて可愛らしい女性がいるとします。
明るくて元気で活発で小さくて可愛らしい。が側から見たイメージですよね。
だから、「明るいね。」とか「かわいいね。」は言われ慣れているわけです。
そういう人に「話してみると考え方が大人っぽくて落ち着いているね。」と、
イメージと違う点に言及できれば、印象に残りやすいですし、私のことを分かってくれる人かも?とグッとくるわけです。
お会計時「俺に出させて。」
一緒に食事に行ったとします。
奢ってくれるのはとてもありがたいし、サラッとスマートに払ってくれるのも嬉しいのですが
ここでプラスアルアファの声掛けができる人は、相手の気持ちを揺さぶるのが上手い人だと思います。
「俺に出させて。」
の一言で素直に「ありがとう!」と言いやすくなるし、特別感も感じられるからです。
これは絶対に奢ってほしいという話ではなく、もし奢る場面があるならこの一言を添えるのがとても良いですよということです。
その後は相手との距離感によって、「一緒に過ごしてくれたから。」とか「次のお店奢ってね(笑)」とか、その場の雰囲気を作っていきましょう。
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相手との距離感をはかるのってすごく難しいですよね。2人での食事に誘っても良いのか…?とか、好意はどのくらいあるのか…?とか分からないことが多いと思います。
そんな“良い感じかどうか“を見極められれば、誘う勇気も湧いてくるのでは?と思いまとめてみました。ポイント別になっているので、ぜひこちらで照らし合わせて考えてみてください。↓
【実践編】これっていわゆる「良い感じなの?」見極めるための9つのポイント
最後に伝えたいこと
全体を通して言えることは、相手の気持ちを考えて気遣いのできる人が、心を揺さぶることのできる人だということです。
恋愛だけでなく、普段から人に優しくできる人にはやっぱり惚れてしまいます。
でも優し過ぎるが故に、相手の気持ちに配慮して行動ができないという人は、これを読んで女性側の気持ちの仕組みを理解してチャレンジしてみてください。
もっと細かいシチュエーションでの悩みがあるとか、個人的なことで相談したいと思っている方がいたら是非ご連絡ください♡
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