ヤリチンやヤリマンを自称する人ってたくさんいると思います。
自ら選んでそうしているなら、それはそれで良いですよね。(もちろん避妊とかは気をつけてね)
ここでわたしがお伝えしたいのは、自分の弱さと向き合えず異性に依存することで満たされようとしている、心のヤリチンヤリマンたちのことです。
だから、機会がなくて実際はそれほどセックスをしていないとしても、手頃な人に夢を見てそこに居場所を作り、自分と向き合うことから逃げるを繰り返しているという人も同じだと思います。
人は誰しも、何だか満たされない気持ちを持っていますよね。
それを仕事に没頭したり、趣味に打ち込んだりしながら 、自分自身と向き合って成長していく過程に、異性との関係性でバランスを取ろうという気持ちは痛いほど分かります。
でも、そのまま満たされなさやさみしさを異性に求めることに慣れてしまうと、歳をとっていくに連れて、対異性の部分がお子ちゃまなままの大人が出来上がってしまいます。
(見た目や仕事の面ではすごくダンディな大人なのに、異性に対していつまでも現実的ではない夢をみている人。)
実際に寂しさと向き合うってどういうこと?と思っている、心のヤリチン達に
改善の方法や考え方を、段階的にお伝えしたいと思います。
表面上の優しさでは誰も満たされない
自分は他人には優しくできるし、大事にしているよっていう人もいると思いますが
それって本当に”優しい”ですか?
表面上の優しさは2人の世界を作る時には、すぐにバレてしまいます。
例えば、重い物を持ってあげるとか、道路側を歩いてあげるとかも優しさではあります。
でも、それって自分に意識が向いている優しさで、それだけでは関係性は成立しません。(これらの行為がダメなわけでは決してありません。)
相手がダメだと思うことを言ったら関係性が悪くなるとしてもちゃんと伝えるとか、悩みを相談されたら解決策を一緒に考えるとか、自分の価値観で意見するという責任の伴うことをしながら一緒に成長していくというのが優しさであり、相手も自分も大事にする行為です。
それを嫌われたくないから言うことを聞くとか、めんどくさいから一緒に考えるということを疎かにするというのは相手をいいように利用しているだけの関係です。
相手が気付かないようなことでも、後々その人の為になることだと思えば提示する。
これが出来ていない表面上だけの関係は、いくら続けても満たされることはありません。
結果、コンスタントに相手が変わったり、長く一緒にいても本質的に心の距離が近くならなかったりしますし、モテない原因でもあります。
自分自身を大事に扱う
自分自身を大事できていない人は、他人のことも大事にできません。
よく聞く言葉だとは思いますが、何となく受け流していませんか。
もし大事な相手が忙しすぎて全然眠れなかったら、眠れるように何かしてあげようと思うし、辛かったら休んでほしいし、ちゃんと体に良い物を食べてほしいし、大事な人の体はふわふわのタオルで優しく拭きたくないですか?(自分はガシガシのタオルで雑に拭いてしまいがち)
この感覚を自分に向けるということが、自分自身を大事にするということです。
自分だから適当なもの食ってればいいやとか、雑に拭いてもいいやとかそういう日々の積み重ねが、満たされなさやさみしさを作っているということに気付いてほしいです。
自分の意思を尊重しないこと、自分の感情を押さえ込むこと、楽しむことに引け目を感じることも全部自分のことをかわいそうな人にしている行為です。
そういう人は自分ができないことをしている人に嫉妬します。
その嫉妬が一緒にいる相手に向いてしまうと、それこそ相手を傷つけてしまうし、世間に対する目も勝手に歪んだものになってしまいます。
自分を大事にしていないと、他人を大事にすることができないというのはそういうことなのではないでしょうか。
こちらの記事では、恋愛を軸に自分の“したいこと““したくないこと“に向き合う大切さをまとめてあります。ぜひ参考にしてみてください。↓
満たされなさの根本を探る
“表面上の優しさでは誰も満たされない“や、“自分自身を大事に扱う“
を読んでいただいて、何となくでも思うとこがあったなら改善する為にこれを読んでほしいです。
みんな多かれ少なかれ、満たされない気持ちは持っています。もちろんわたしにもあります。
それが原動力となることも多いですし、自分自身を諦めなければ糧になる大事な感覚なのですが、それが極端だと思う人はまずコンプレックスと向き合ってみてください。
とりあえず箇条書きでいいので、例えば
・背が低い
・イケメンじゃない
・コミュニケーション能力が低い
など…
自分がコンプレックスだと感じる部分を書いていく。
そして、その一つひとつに対して何故コンプレックスを感じているのか考えてみてください。
同じ条件でもコンプレックスには感じていない人もいるわけなので、自分が何故そこにそれほどまでにコンプレックスを感じるのかを徹底的に考える。
必ず原因があるので、外見的なことで変えれるのなら変えても良いですし、考え方の問題や人と比べていることが原因ならその感情について徹底的に調べる。
どのくらいの期間が掛かっても向き合うということが大切です。
過去の思い出なだけで、今は何も関係のないことが原因だったりもしますし、意外とあっさり改善できることだったりもします。
そうすると満たされなさの根本が、自分自身と向き合っていないからだということが感覚的に分かるはずです。
これが感覚的に分かると、自分のことを大事にすることや、本当の優しさを人に向けることの意味も分かってくるはずです。
さみしさと向き合うということ
さみしさと向き合うということは、現実を見ないといけないのでしんどい作業ではあります。
つい目の前の仕事や趣味に打ち込むことでそれを蔑ろにしたり、クイックに体の関係を持って考えないようにしたりしがちですが、そのツケは結局自分自身にまわってきます。
人間関係は合わせ鏡のようなものなので、自分が変わらない限り状況はずっと同じです。
さみしいという言葉は色々な感情を内包しているので、異性で満たそうとする時の自分の感情に向き合って、どういうプロセスでそれが起こるのか考え続けるということが大切です。
他人に依存するのではなく、自分自身を生きる為に、さみしさと向き合っていってほしいなと思います。