私は過去のことは、今の自分とは関係ないと思っています。
過去の自分に対して起きた出来事が、今の自分の行動力を下げる要因になるのが嫌だからです。
だから過去に非モテだったから、今も非モテということは関係ないことだと思っています。
そう…頭では…。
でも実際めちゃくちゃ影響しますよね!?
分かってても、新しいコミュニティに入ると学生時代に感じていたヒエラルキーに対する負の感情が呼び起こされたり
ウェイな人が「ウェ〜イ」と近付いて来た時、苦手だ…!と感じるあの感覚。
学生時代にもあったからかな…と思い出してしまいます。
私の話ですが、男女の関係となるとこれが顕著に現れます。
私は自分が女性だという扱いを受けていなかったので(自分でそうしていた部分もあります。たぶん。)
自分を男性キャラにすることで、傷付く場面を回避していました。
例えば、太っているのがコンプレックスだったのですが、クラスの女の子と同じ扱いをされようと女性らしくしてしまうと、
比べられて「デブのくせに!」と笑われてしまいます。
でも男性側に合わせて「誰々が可愛いよね」とか「あいつお前のこと好きなんじゃん?」とか
男性らしい意見で仲良くなることにより、比べられる場から逃れてこちらが女性にとやかく言う立場という謎のポジションを手に入れていました。
その時はまだ思春期で、ただただ傷付きたくなかっただけなのですが、自分でポジショニングしながらも、めきめきと”卑屈さ”を育てていた気がします。
非モテの過剰な自意識
きっと、”モテ” “非モテ”の価値観はそれぞれで、モテるとは
たくさんの異性に告白されたとか
クラスで一番バレンタインチョコをもらったとか
好きな人から告白されたとか、両想いになれたという経験も、モテになるかもしれません。
個人的には、こういった経験が学生時代にあった人は非モテを拗らせるようなことはあまりないのかなと感じています。
一方、非モテを自覚するというのは、何もしなくても体力ゲージをどんどん削られる感覚で
自分が告白して成功しなかったとか、好きな人にアピールしたけどダメそうだなとかのように、能動的ではなく
クラスのモテる人が勝手にモテているとか
クラスのモテる人はバレンタインチョコの数が多いと聞くとか
自分の好きな人が、他の誰かに告白していたのを知るとか
勝手に異性としてなしだと思われてると感じるとか
見た目のコンプレックスを毎日感じて暮らしているとかもあるかもしれません。
そういう風に、何もしなくても勝手に絶望していくことで自覚する場面が多かった気がします。
そういった男女の世界で
“選ばれなかった”という経験が、卑屈さを生むきっかけなのではないかと思いました。
そうして”選ばれなかった”分、自意識が変な方向に過剰に育っていくんですよね。
男性より女性の方が簡単
社会人になって「よっしゃ、やってやるぞ!」と仕事などバリバリ頑張って、自信をつけていき、そこでモテるようになる人もいると思います。
恋愛じゃない事柄でも、自分が行動したことで自信が持てるようになると、恋愛にも影響しモテるようになることもあると思います。
でも頑張っても頑張ってもモテず、好きな人にも好かれずに、恋愛市場で自分は価値がない…とより卑屈になってしまう場合も大いにあります。
私は大人になるにつれて、男女の好きには色んな価値観があることに気付き、好きになってくれる男性も現れ、卑屈さが少しマシになっていきました。
(それでもまだ拗らせているのですが、それはまた別の機会に綴ります。)
それは私が女性だから、男性より恋愛が簡単だったのかもしれません。
でも、大人になって男性嫌いを克服していき、男性と密に接する機会も増え、色んな話をするようになって
男性ってめちゃくちゃ大変で、めちゃくちゃ難しいのでは…?と思うようになりました。
学生時代は私が”女性”として接することがなく、男性への苦手意識も強かったのですが、
大人になって、男性と恋愛を意識しながら接する中で
リードしないといけない。とか、奢らないといけない。とか、誘うなら責任を持たないといけない。とか
今までの人生で非モテをやってきた人の方が、経験が少ない分
女性の前で、何となくある”世の中の男性像”を、しっかりやらないといけないと思い込んでいるんだなということにも気付きました。
ネガティブな自意識の直し方
ここからは私が元々非モテで、一般的な女性よりは非モテ男性の気持ちが分かるという自負を元に、非モテ脱却のために考えたことを述べようと思います。(辛口になったらすみません)
①まずは、自分のどういう部分が非モテの原因か考えます。考えても分からなかったら、いろんな人に聞いてください。
見た目にコンプレックスを感じているからなら、まずはそれを改善します。この場合、本当に見た目のせいなのか、見た目のせいにしている心のせいなのか、改善することで少しずつ見えてきます。
どうしても改善できないことなら、そのコンプレックスを受け入れて向き合っていく方法を考えます。
きっと非モテの原因だと感じる部分は、一つや二つでは無いと思います。
思いつく限り、自分の恋愛の足枷になっているであろう原因をあげていき、それを一つずつ潰していきます。
その時に卑屈になるのは一番良くないです。
「自分なんて」とか、「結局こういうところがダメなんだ」みたいなネガティブな言葉は使わないようにしてほしいです。
いつでも自分を大切にするということは忘れないでください。自分を大切にするということは、5年後10年後の未来の自分のことを考えるということです。
やはり見た目のコンプレックスというのは、恋愛に大きな影響を与えるのではないでしょうか。こちらでは見た目のコンプレックスとの向き合い方についてまとめてあります。ぜひ参考にしてみてください。↓
②それから、かっこつけるのをやめてみてください。
かっこつけてなんか無いよって人もいると思います。かっこつけを社会性だと感じている人もいるでしょう。
その度量もないのに無理をして振る舞っていることは、相手に伝わります。(特に女性は敏感です)
もちろんいざという時にかっこつけることも時として必要ですが、等身大の自分でいる人の元に人は寄ってきます。
無理に気を使わなくて良い人って魅力的ですよね。
例えば、あなたの中のかっこいいのイメージがキムタクだったとします。
だからって、キムタクみたいに振る舞うのは違います。(実際にキムタクみたいに振る舞う人多い)
周りの男性、キムタクを意識しているのかずっとちょっとカッコつけてる感じが醸し出されてるが
田中圭のボク素直です!みたいな感じ意識した方が絶対良い。(非モテは特に)
— きゃしー (@kyasichan) June 22, 2020
これは自分の身近な40代男性に感じたことなのですが、やはりキムタクの影響は計り知れないものです。
田中圭は別に田中圭が好きだからとかではなく、素直な印象を受ける言動の方が、非モテとのアンバランスさが少なくて良いのでは?という提案です。
要するに自分が参考にする人と、自分とのギャップをちゃんと感じるのが大切だということですよね。
③そして、自分の好きなことをとことん知ってください。
何をしている時が楽しくて、どの場所が居心地が良いのか。小さい頃の記憶から辿ってみると、見えてくるかもしれません。
自分のどういう部分が好きで、どういう部分が嫌いかとか
自分は何をしてる時が楽しくて、何をしてる時は楽しくない
とかも分かっていれば尚良しです。
好きなことがある人は、そのコミュニティの中でモテたり、好きな人と両思いを経験することもできると思います。
実際にそういう場面をよく見てきました。
それでも好きなことが分からないとか、何をしていても楽しくない人は、また別のところに問題があると思います。そこを考えないといけません。
私が伝えたいのは
*コンプレックスが非モテの原因かもと感じるならそれを改善する
*無理してかっこつけて等身大の自分でいられない場合は、自分を客観的に見て自分らしく振る舞う。
*好きなことを突き詰める
という、自分と向き合うというプロセスに意味があって、向き合わない限りは非モテのままだということです。
自分と向き合うのはめっちゃ苦しい作業です。泣いちゃう時もあります。
私もマインド的な非モテは脱却したつもりですが、モテではありません。まだまだ気付けていないことが沢山あるんだと思います。なので、もし良ければ、これを読んでくれている人の悩みも一緒に考えていきたいなと思っています。
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