今回は「本当に好きな人ができたら、付き合えるように努力をしようと思っている」という人に、伝えたいことをまとめてみました。
わたし自身、中学生の頃好きな人がいたのですが、その人とはあまり仲良くなれずその恋を終えました。
それからその人以上に想える相手ができないまま20歳を過ぎました。
心の中ではずっと「あの人以上に想える人ができたら行動しよう」と思い、一途な自分を演じ言い訳をしていました。
確かにその人のことを思うと、夜も眠れない…となるくらい好きな人じゃないとモチベーションが上がらないのは分かります。
ですが、誰とも向き合っていないのに本当に好きって何なんだろう?
そもそも、好きってどういうことなんだろう?
本当に好きって何を根拠に?
と色々な葛藤をし、自分なりに気付いたことがたくさんありました。
相手と向き合うことが大事
行きつけのカフェのあの子可愛くて良いな〜とか、同僚のあの人話してみるとすごく素敵だな…とか、日常生活で何となく気になる人がいるとします。
付き合うということは、その人の表の良さだけではなく、もしかしたら家ではわがままかも知れない所とか、実はすごく冷たい部分があるかも知れないこととか、はたまた毎日毎日連絡を取らないと怒るような人かも知れないという所と向き合っていくということです。
これほど極端ではないかも知れませんが、人には必ず表の顔があります。
家でも家族の前でも、外と同じように過ごしている人のほうが珍しいですよね。
相手と向き合うということは、そういう見たくなかった部分も受け入れていかなければいけません。
反対に、それほど興味のなかった人でも、仲良くなってみると良いところにたくさん気付いて段々気になってくるということもあります。
つまり好きな人ができたら行動しようと思っていると、好きな人ができるチャンスもどんどん遠ざかっていっているということです。
なので自分を制限せずに、気になったり少しでも良いなと思ったら、仲良くなれるように、距離を縮められるように行動するのが大切です。
チャラく思われないかとか、不誠実なんじゃないか?というのは杞憂です。
異性だけでなく、同性にも同じように“人として接していく“という心構えで、まずは身近な場所で交流を広めるのが大切だと思います。
経験や失敗がないとうまくいかない
例えばゲームって、挑戦して失敗して、何がいけなかったのか考えて、気付いて再挑戦して…を繰り返してクリアしますよね。
ゲームに例えるのはちょっと心がない感じもしますが、要は何も経験がない状態でするのはすごく難しいということです。
恋愛は必ず相手がいるので、その相手に対してどう接するか、どういうことをしたら喜んでくれて、どういうことをしたら悲しむのかなど…
「男女の違いなんて、今まで散々言われてきたことじゃん、ノウハウは頭に入ってるから大丈夫だよ。」と思っていても、実際は経験しないと絶対に分かりません。
自分では100%出しきって頑張って接しているつもりでも、思いもしないところで相手を傷つけていたり、すれ違ったりするものです。
(例えば、何もしたつもりは無いけど相手の機嫌が悪くなっているとか。よくありますよね。)
経験があれば、何故すれ違っているのか理由の選択肢もいくつか持っていますし、失敗していれば対処法も多く持っているはずです。
育んでいくということを頭に入れておく
もし、本当に好きな人ができた!となった場合、あなたはどう行動しますか?
今までやったことの無いことを、本能の赴くままに突っ走ってうまくいくと思いますか?
気持ちだけ伝えれば後は相手がどうにかしてくれると思っていると、絶対にうまくいきません。
頭の中だけで自分に都合の良い相手を作り上げるのではなくて、実際に接して良いところも悪いところもひっくるめて受け入れられるかどうか。
それを相手と色んな経験を共にしたり、話し合ったりしながら、
どう育んでいくのか、またはこの恋愛には見切りをつけるのかを自分自身で決めなければなりません。
最後に伝えたいこと
たくさん経験もして、相手のことを理解しているつもりでも、それでもうまくいかないのが恋愛です。
ですが、自分にぴったりだと思える良きパートナーを見つけることができれば、今よりもっともっと素敵な人生になりますよね。
その為にはまず、少しでも気になった人に話しかけるとか、興味のあることにチャレンジしてみるなど”攻めの姿勢”が大切なのではないでしょうか。
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